バセドウ病発症

今まではバセドウ病の治療をした話を書いてきましたが
ここからは順序が逆になりますが、発症した時に遡って書きます。

初めに発症したのは10年ほど前です。
あるとき体重が減っていることに気づきました。
食事も普通に摂ってますし、これといってダイエットをしている訳でもない…
それも1キロとかではなく数キロ減っていました。
その後も少しずつ体重が減っていきます。

今にして思うとそのころは何をしたという訳でもないのに体が疲れ、朝もとても眠かったです。
朝起きても眠たい… 起きて仕事に行ってすぐにバックヤードで寝てしまう…
そのころは仕事忙しく「疲れがたまってるのかなあ~」程度にしか思っていませんでした。

でも周りの人から見ても明らかに痩せてきているのがわかるほど体重も落ちてきました。
その頃、65キロほどあった体重が10キロ近く減っていました。

そして症状も体が疲れて眠い他に、足に力が入らなくなってきました。
しゃがんだりすると立つときには物につかまって手で引き上げないと立てないほどでした。
そして筋力が落ちているので、走ることが出来なくなってきました。
またバセドウ病では下痢をする傾向があるそうなのですが、僕は便秘気味になってきました。
普段は通じが良い方なので、これは明らかにいつもの体調ではありません。

そしてそのうち手が震えるようになってきました。
字を書いたりしてもミミズが這った様な震えた文字になります…

この辺りでようやく変だと思うようになり、病院へ行くことにしました。
このような症状で気づかないのか?と思われるかもしれませんが
食欲はあるし、酒も美味しく、内臓は全く正常、ただ疲れがたまってると言う考えしかありませんでした。

それで新ひだか町立病院の内科へ行きました。
その時の先生が僕を見てすぐに「喉が腫れているような気がする」と言ってエコーと血液検査をしました。
そして後日、検査の結果「甲状腺機能亢進症」と診断されました。

「甲状腺機能亢進症」とはバセドウ病とも言われ、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。
甲状腺ホルモンは新陳代謝を促す働きがあるそうで、ホルモンが過剰に出ると体が常に運動しているのと同じようなじょうたいになるので、疲れるし体重も減っていく、また筋肉も落ちていくので手足に力が入らなくなるといった症状が出ます。
先ほど書いた下痢になりやすいというのも新陳代謝が進み動きが活発になるからのようです。
そのように体が活発に動いているのと同じような状態がずっと続いているので、心臓に負担がかかる場合もあります。
またバセドウ病と言って思い浮かぶのは眼球が突出してくる症状です。

僕も突出とまでは行きませんが、目に違和感がありました。
たぶん少し突出しかけていたのでしょうか? 外に出ると風が目に感じ、涙目になる症状がありましたし
病気の事を知らない人からは「痩せたから目が目立つね」と言われたりもしたので、症状的にはあったのだと思います。

そのような症状から病名が分かり薬物療法を始めました。
その辺りについてはまた後日アップします。
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バセドウ病 アイソトープ治療後は?

前回のバセドウ病については、アイソトープ治療を受け
その後一時的に甲状腺ホルモンが放出されるため症状が悪化するということを書きました。

この治療の前から薬の服用をやめ、さらに治療後は一時的に悪化するため
病状によってはこの治療が受けられない場合もあるようです。

そして治療後は1週間ほどは体もだるく、眠気もあり体重もさらに減少しましたが
その後は体も楽になってきましたし喉の甲状腺の腫れも引いてきたように感じるので
きっと治療の効果が上手く出てきているのでしょう。

そしてその後はどのように経過していくのか?ですが
いろいろな説明を読むと「低下症になる場合がありその場合はホルモン剤を服用し続けることになる」とあります。
でも甲状腺専門の上條クリニックでその辺りを知りたかったので
「低下症になる場合があるのですか?」と質問をしてみました。
そうすると「バセドウ病はホルモンの分泌を下げるので治療としてはむしろ低下症にする治療です」と言われました。
またなかなか丁度いいところに収めることは難しいようでした。

次に治療に行った医大病院でも同じ質問をしてみました。
そうするとさらにわかりやすく説明していただけました。
要するに丁度いい数値に収まっていても、年々甲状腺の働きは数%づつ下がっていくそうです。
「そのためいろんな検証の結果、10年後くらいにはほとんどの人が低下症になっていく。」と言うことです。」
と言うことなので時期の早い遅いの違いはあるけど結果的には低下症になっていくケースが多いようです。
そのためいつかはホルモン剤を飲み続けなくてはならないことになるようです。

例えば薬の治療が長引く場合、バセドウ病の薬は強いため肝臓や腎臓に副作用が出る危険もあるようで
その点ホルモン剤は副作用がほぼ無いということで、薬での効果が出にくい場合などは
こういった治療を受ける方が安心のようです。

でも手術で甲状腺を切除したり、放射線で甲状腺の機能を下げるという事には正直抵抗がありました。
できれば保存的な治療法がない物かとも考えましたしもう一度薬を試してみようかとも考えました。

でもなぜアイソトープ治療を選ぶことにしたのか…
甲状腺の専門医に今回行き、その場で血液検査やエコーでの検査を行い、バセドウ病が再発しているので
アイソトープ治療をするかどうかの判断をしなくてはならないことになりました。
もう一度薬を試してみたい気もありましたが、1時間ほどの間にいろいろと考えました。
アイソトープ治療で低下症になりその後は一生ホルモン剤を飲み続けるのは気が向かない。
では薬の服用を再開したとしたらどうなるか…
でも冷静に考えるとそれまで何年もの間、薬の治療を続けてきました。
そしてようやく数値も正常化し一旦薬をやめても良いようになり、薬を経ってからほぼ10か月間は安定していましたが
もうすぐ一年と言うところで再発してしまいました。
このことを考えると自分は薬で数値を下げてもまた再発をしてしまうのでまた同じ結果になります。
そしてさらにその薬は副作用の危険もあるということを考えると
薬での治療はあきらめ、別な治療法を考えるべきだという考えになりました。
また手術で切除するわけではないので、機能は低下していくがある意味、保存的療法でもあるのかもしれないと
思い決断しました。

治療から半月ほどたった現在は体調も良くなりました。
でも先生からは「今は一般的な50代の人より痩せているが今後は太りやすくなります」と言われています。
そうなんですね… 甲状腺ホルモンが減ってくると今度は太りやすくなるということです。

さらにこれまでに体重がかなり落ちてしまいましたが、明らかに筋肉も落ちてしまっています。
これからは筋肉をつけることが、体調を元に戻すのと同時にダイエット対策にもなるので
少し運動もしなくてはいけません。
実は筋肉が落ちてしまったので、長時間歩くのはつらいし、まだ走るのはムリです。
特に太ももなど脚の筋肉が落ちてしまっています。
太ももの内側や膝廻りの筋肉が落ちると膝が悪くなる…と言うことが体験的に理解できました。

アイソトープ治療の事、そこに至る判断などを書いてきましたが
次回以降は順序が逆人あってしまいましたが、バセドウ病の症状などを発症のころにさかのぼり書いてみます。

アイソトープ治療後

前回は病院でアイソトープ治療を受け、もうその数時間後には熱探知機に反応したということを書きました。
その後日の様子です。

この治療を始める1週間前からヨウ素を制限した食事をするとともに、その少し前からヨウ化カリウム丸も服用をやめていました。
そのため治療の数日前頃から薬の効果も薄れ、身体がとてもだるく、疲れやすくなっていました。

治療した当日はそれほど体調の変化はなかったのですが、翌日から少しずつ良くなるのではなく逆に体調が悪くなってきました。
それは事前に説明も受けていましたが、数日はちょっと身体がきつかったですね…

その理由はこの図のイメージです。


丸印が治療開始点。 上の図は治療開始と共に効果が現れ、甲状腺ホルモン量も減少していくというイメージです。
一般的にはこのような治療効果を想像するのですが…

一方下の図は治療開始後、一時的にホルモン量が増えその後徐々に低下していくイメージです。
実は効果の現れ方はこの下の図のようになります。

説明によると…
バセドウ病は甲状腺ホルモンが過剰に分泌されている状態です。
そして甲状腺の中にも作られたホルモンが溜まっています。
アイソトープ療法は放射性ヨウ素を服用することで、ヨウ素は甲状腺に集まり取り込まれるため
放射性のヨウ素も甲状腺に取り込まれていきます。
そして放射線の作用で甲状腺の細胞を減らしていくのですが、この時にイメージとしては溜まっているホルモンを絞り出すような感じになり、一時的に甲状腺の分泌量が増えるのだそうです。
そのためバセドウ病の症状は一時的に悪化するという事です。

実際に翌日は体が重たくだるい… さらに三日目は休みの日だったのですが朝から頭痛で、昼寝を繰り返す一日。
その後も数日体のだるさが続き、眠気もあります。
この数日で体重もさらに少し減り、症状の悪化を感じます。

その後1週間ほどで体も楽になり始めてきていますが、まだ若干の手の震え、足の痛みなどが残っています。
でもここからはどんどん症状が改善していくのだと思います。

それでは症状がよくなっていったらどうなるの?? その辺を次回書きます。

アイソトープ治療 当日

ちょっと最近、靴関係の記事を書いていませんが丁度治療の真っ最中なのでこの話題ですみません。

今回はアイソトープ治療当日の話です。

2月4日に札医大病院へ行ってからヨウ化カリウム丸の服用はストップしました。
そして治療の1週間前からヨードを制限した食事の開始です。
ちなみにお酒はOKです。ただしつまみで失敗する人がいるので気を付け無くてはなりません。
僕はたばこは吸わないのですが、喫煙はもちろんご法度、喫煙は症状を悪化させるようです。

治療当日までヨード制限はうまくいきました。
そして治療前に血液検査、その後検査の結果を待たずすぐに別室へ移動。
その別室とは…核医学検査室と言った所へ行きました。
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このような核のマークの付いた部屋へ行き、このようなスリッパに履き替えて入ります。

そして待っていると、なにやら厚みのありそうな容器を持ってきました。
ふたも厚みのある蓋です。(たぶん放射線が外に漏れないように…?)
中から慎重に取り出された小さなカップにはカプセル錠が三つ入っていました。

カプセル
こんな感じで色のついた風邪薬のような大きさの小さなカプセルです。
それまでのイメージでは放射線を発射するような、半透明の大きめのカプセルを想像していたんですが
普通の薬と同じです。 それをその場で水と共に飲みました。
これでアイソトープ治療は終了です。 あっけないくらいに簡単でした。

この治療日を決める時に「万が一都合が悪くなったら連絡すればいいですか?」と看護婦さんに尋ねると
「薬は海外から取り寄せるので、早めでないと変更はできません」と言われました。
この薬って治療の都度に海外から買うんですね…

その後、血液検査の結果が出るのを待ち、先生の説明です。
大体の説明は前回聞いているので、今回は今後の定期的な通院の話などです。

その中で「デパートなどのトイレに行くと熱探知機が反応するので覚えておいてください」との事でした。
煙探知機や古い火災報知機は反応しませんが、最近は熱探知機と言って煙草の熱くらいでも反応するらしいです。
その機会に放射腺が反応するようです。
がんなどの治療でも放射線は浴びるのですが、部位が体の下の方ですが、このアイソトープはのどの甲状腺に集まるため探知機に近くなることから反応するようです。
また飛行機に乗る際にも反応するので、その際は気を付けてくださいとのことです。
まあ1週間ほどで甲状腺の放射線も減少していくのでそれほど心配はいらないようですが…

先生に「さっき飲んだばかりですが、もうトイレとかでも反応しますか?」と質問すると
「もうバンバン反応しますよ」と言うので帰りに札幌駅の上のショッピングゾーンでトイレに入ってみました。
そうするとチャイムのような音と共に「この場所は火気厳禁となっています・・・・」と注意が流れました。
このまま居てもっとひどく鳴ったら困るのですぐに出てきました…(汗)

薬を飲んで数時間ですが、体に放射線が回っているんですね。

この薬を服用した後は軽い被爆状態になっているようで次のような注意事項がありました。
・尿から排出されるので水分を多く取り、トイレは飛散しないように座って用を足す。
・3日間くらいでほとんど排出されるようですが、その間は用を足した後、二度流すこと。
・汗にも少量のアイソトープが出るため風呂も家族の一番後に入る。(シャワーは大丈夫)
・3日間はひとりで寝ること。
・7日間は子供や妊婦と距離1メートル以内で長時間すごさない。
 15分以上子供を抱かないようにしましょう。
・7日間は公共の乗り物等でも他の人と1メートル以上離れる。
などです。

人体に影響のないほどの微量な放射量ですが、そのことを自覚しておく必要があるようです。
放射線の量はレントゲンなどよりも微量のようですが、体に入り尿や汗で排出されるために注意が必要です。

今後は当分毎月甲状腺の検査のため通院をします。
またヨード制限の食事はあと三日間は必要です。

こんな感じで治療自体は簡単でした。でもその後一時的に体がしんどくなりました…
そのことについてはまた次に書きます。

アイソトープ治療前の食事制限

僕が受けたアイソトープ治療についてです。

僕は昨年地元のお医者さんの紹介で札幌にある甲状腺の病気の専門医である
上條甲状腺クリニックに行きました。
その辺りについても後で書きますが、今年の年明けの1月14日に9か月ぶりくらいに上條クリニックに行きました。
その時に亢進症の数値が上がり「バセドウ病」が再発したということで、アイソトープ治療を受けることになりました。
そしてその治療を受けるまでの間「ヨウ化カリウム」というという薬を飲むことになりました。
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このような直径5ミリほどの丸薬です。これを毎日一錠飲みます。
この薬でも一時的にバセドウ病の症状を緩和することができました。
ただこの薬は一時的な効果しかなく、アイソトープ治療までの間だけ症状が悪化しないように服用するもののようです。

そして紹介状を頂き、翌2月4日に札幌医大病院の放射線治療科へ行きました。

その日にアイソトープ治療ができると思っていたのですが、その日は治療方法の説明でした。

アイソトープ治療を行う前に「ヨウ素制限」をしなくてはならないそうです。
ヨウ素を含む食事制限です。

アイソトープ治療の1週間前から治療の三日後までヨウ素制限が必要になります。
アイソトープ療法は「放射性ヨウ素」と言うものを使います。
ヨウ素は甲状腺に取り込まれるため、放射性ヨウ素も甲状腺の中に入り効果を発揮するようです。
ただヨウ素を普通に取り込んでいると、放射性ヨウ素が甲状腺に入れなくなってしまうため
1週間前からヨウ素を制限した食事が必要となります。
先生の説明ではこの食事制限で失敗する方もいるようです。

ヨウ素は昆布に多く含まれると言いますが、基本的に海の物はすべてダメ、陸の物はOKと言うことです。
そう聞くと簡単なようですが、なかなか大変です。
海の物がダメと言うことは… 出汁類も駄目です。
昆布だし、かつおだしなどは当然ダメなので味噌汁も駄目ですし和食全般がダメです。
さらにプリンやヨーグルトなどスイーツ関係にも寒天が使われているものがあるのでスイーツ類も要注意です。
また納豆自体は良いのですが、付いているタレも出汁が入っているのでNG
冷奴も良いのですが、習慣でかつお節を欠けちゃう場合がありその場合はNG
醤油も昆布しょうゆなどはダメで普通の生醤油、塩も海塩は避け岩塩にした方がいいようです。
そのためうどん、そば、ラーメン等も全くダメ…
またわかり難い物では増粘剤や安定剤、増粘多糖類などといった物にも海藻由来のカラギナン食品添加物が使われている場合があるので気を付けなければなりません。 
ドレッシングにもこのカラギナンが使われているものがあるのでサラダを食べる時も要注意です。
初めて知ったのですが、マヨネーズはいいけれどカロリーオフのハーフ1/2などのようなものもドレッシングなのでダメと言うことです。
その後スーパーで調べると、キューピーハーフなどは「マヨネーズ」とは書かれておらず「クリーミードレッシング」と書かれています…

まあそれでも自宅で食事をする分にはほぼ守れますが、外食が多い方は確かに失敗するケースもありそうですね。

そんなことでなんとかこの期間は外食することが無かったので食事制限はクリアすることができました。

ただこのヨウ素制限をする前からヨウ化カリウムなどの薬も絶つので一時的に症状が悪化します。

僕もヨウ化カリウムをやめて1週間後くらいから、また体がだるく辛くなってきました。

そしていよいよ次回はアイソトープ治療です。 




プロフィール

妹尾 巨知

Author:妹尾 巨知
北海道日高郡新ひだか町にある靴店です。
趣味のノルディックウォーキングや靴、健康に関する事をアップしていきます!
当店は「足元から健康を考えるお店」をコンセプトに
足に良い靴を中心にその他「ノルディックウォーキング」用ポールやバッグ類も扱っています。
靴の修理やお手入れも行っています。

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