足育活動 「足型計測会」

昨日と今日の二日間、アサヒシューズさんのご協力でコンピューターによる足型計測会を開催しました。
このイベントは毎年春と夏休みに行っている計測会です。
普段から手作業によるフットプリントでの足の診断は行ってますが、今回の計測会は台の上に乗ってもらうだけで瞬時に計測してくれるのでお子様の足の成長を見るのに最適です。

今回も多くの親子が計測に来てくれましたが、特に今回はほとんどが新冠町子育て支援センターのポスターを見て来てくれました。
春に子育て支援センターで足育講座をさせて頂いたのですが、やはりそういった機会によって足に関心を持ってくれた親御さんが増えたのと、支援センターの先生が関心を持ってくれて足育講座を開いてくれたり、今回のイベントを告知してくれたおかげだと思います。

やはり現場でお子様や親御さんと接する立場の方の意識が及ぼす影響って大きいなぁ…と改めて感じさせられました。

今後もそういった子育ての場に従事する方への啓蒙も考えて行かないとならないと思いますね~

 
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アキレス腱の周りが痛い…

アキレス腱の辺りが痛いというご相談がありました。

何カ所かの病院へ行っても骨に異常は無く、特に治療やリハビリなどの対処法も無いと言う事で
「仕方ないようだけど、なんかいい方法は無いかな…」という相談です。

他のお店で足の計測してもらったという足型の画像も持参してくれました。
画像では一見、土踏まずが高そうだなあ…と感じましたが
素足になって立っていただくと、その土踏まずがペッタンコにつぶれてしまいます。

踵骨外反
画像を見て分かるように右足の方が特に痛みを感じるようです。

踵骨外反といって土踏まずがつぶれることに伴ってかかとの骨が内側に倒れ込んでいます。

歩き方も踵からつま先への体重移動もスムーズではないようです。

おそらく骨に異常は無くても、この踵の動きがアキレス腱の周りの痛さの原因になっているようです。
歩く際にねじれが生じ、アキレス腱周囲に負担が掛かるので、スムーズな足運びが出来る靴にアーチを支えるインソールを合わせて履いて頂くことにしました。

レントゲンだけではわからない傷みも足の動きを見ることで、原因がつかめる事も多いと思います。
これで少し改善へ向かいと良いですね。

足もとのコンシェルジュ的な存在として

前回の記事に足の違和感はお医者さんよりも靴専門店の方がいいの?というコメントがありましたので、その辺について今回は書いてみますね。

必ずしもそういう事ではなく、私どもは先ずはお医者さんに診断してもらう事をお勧めしています。

私たちは医師ではないので、治療をすることは出来ませんしするべきではありません。
でもある知り合いのお医者さんに「あなた達のような靴店は現状では一番素足に触れる機会の多い職種なので、その職種なりの役割はあるはずです」と言った意味の言葉を頂いたことがあります。

その言葉を私どもは「足もとのコンシェルジュ」的な存在であると受け止めさせて頂きました。

例えば一般的に言われているのは外科は主に骨などの異常などを診るのでレントゲンやMRIなどで診断し、骨に異常がないと「特に問題はなさそう」という診断が下され、安静にするよう言われたりするようです。
問題があれば手術や痛みどめの処方などでしょうか。 理学療法士さんに指示しリハビリを行ってくれることもあるでしょう。

以前こういう事がありました。整形外科でレントゲンにより外反母趾と診断され靴の相談に来られました。外反母趾なのは間違いないのですが、話を伺い足を診ると激しい痛みの原因は「ウオノメ」の可能性があり皮膚科を紹介し解消したという事もあります。

ほかの事例では、指先痛いという悩みで靴を探しに来られた方は、指先の爪が指に食い込み化膿してしまっていました。
お医者さんに通ってると言う事で、お話を伺うと掛かり付けの内科で抗生物質を処方されているが、化膿が引いてもまたすぐに悪化するという事を繰り返していて抗生物質だけを飲み続けているような状態でした。
爪の食い込みが原因だということなどを伝え、一度皮膚科に行ってもらう事をお勧めし、そのうえで靴を買い替えてもらい改善へ向かいました。

同じ巻爪の処方でも内科では化膿止めの処方、外科では爪を抜いてしまう場合もあります。皮膚科などでは爪を温存したまま改善する方法もあります。 そしてその後の足のケアの方法も大事です。

他にもこのような事例に事欠く事はありませんが、お医者さんが悪いのではなく『どこに掛かったらいいのか判らない』と言うことが問題だと思うのです。
その結果自己判断で自らたらい回し状態に陥っているお客様が多いです。
そんなときにせめて足の状態から先ずは○○科で診断してもらって下さいと言う事を教えてあげるのも私たち靴屋の大事な役目なのだと思っています。

なので先ずは靴専門店…ではなく、正しい診療科の選び方が大事なのだと思います。
そして診療だけだは満足せずに足もとの改善をすることで、折角の治療効果が出やすくなります。

と言う事で、私たち靴店は「足もとのコンシェルジュ」的な存在でもあると考えていますので、何か気になることがあればお気軽にご相談くださいね。

足の裏にお餅がついている感じ…

「足の裏にお餅がついている感じ…」と言って来店される方がいます。
昨日は「足の裏がゴロゴロと痛い…まるで石を踏んでいるよう」と言っていました。
いずれのお客様も表現は違いますが、ほぼ同じ症状です。
実はこんな症状を訴える方は、案外と多いのです。

足の裏を見てみても当然お餅など付いていないし、靴の中に石ころも入ってません…
でも歩くと足の裏に違和感を感じたり痛くて歩くのが辛かったりするようです。
痛みの部位は、共通して足の指の付根あたりです。

先日のお客様は何カ所も病院を回ったけど「老化ですね…」という診断結果だったようです。
最後に行った病院では足の事で著名な先生でしたがレントゲンを見て「骨に異常は無いので老化ですね」と言われて対処法は無いとのことでがっかりして最後の最後で靴屋に頼って来てくれました。
まぁ…行った病院が整形外科なので診断が当然と言えば当然の結果なんですよね…
お客様は「足を見も触れもしなかった」と言っていましたが、ある意味レントゲンやMRIで骨の状態を診て診断する科なので不満を言ってもある意味仕方がないのです。

それはそれとして…この症状の方の共通していると思われるのは足の横アーチが低下し「開帳足」と言う状態になり指も浮き指になっていたり縮こまっていてちゃんと指を使って歩けていない場合が多いです。
うまく指先まで体重移動できずペタペタ歩きになり指の付けにに負担がかかっているようです。

そこで足運びがしやすく体重移動がスムーズになる靴と足の状態に合わせたオーダーメイドのインソールを合わせてご使用いただくことにしました。
短時間ですが店内で歩き方も練習しただけで来店した時よりも随分とスムーズに歩く事が出来るようになりました。

「老化現象」は長生きしている以上は受け入れなくてはならない事ですが、そのまま諦めて外出もためらうようではどんどん健康を害してしまいます。
「老化現象」でもまだまだ改善の余地はありますし、方法は残されています。
諦めずに快適な足もとに整えて、散歩を楽しんで下さいね~。

傷の手当は形成外科へ

歩く力も弱ってきたご高齢の方が施設の方に付き添われてご来店されました。
来店時は車イス、でも少し歩かなくては…と言う事で靴をお探しでした。

足の状態を見るために足に触れると指先がとても痛い様子でしたので靴下を脱いで見せてもらいました。
すると指の変形もあるのですが、指同士がくっつき、傷もあり指先から甲の付近までうっ血してぶす色になっています。
付添いの方に尋ねると皮膚科に通っているとのことですが「塗り薬を処方されているのですが、あまり変わらない…」ようです。

皮膚の疾患は一般的には皮膚科と考えるのが一般的ですし、切ったりと言った怪我の場合は外科と言うことになると思います。
でも今回のように傷が治りにくかったりしている場合は、形成外科の受診が必要な場合もあります。

足の場合、なかなか良く見ないとわかり難かったり、周りの人にも見落とされたりすることも多く、気づいたときには化膿がひどくなっていたり、大きな傷になっていることも多いのです。
また糖尿病で末しょう神経障害が起き、痛みを感じにくくなっていたり、下肢の血流障害で傷の治癒力が落ちていたり…
様々な要因で足の傷がひどくなってしまっていることがあるのです。

今回もちょっと表面の塗薬だけで改善しない場合は、早目に形成外科に相談してみることを勧めました。

僕も形成外科の事を知る前は「美容整形」と混同していましたが、説明を聞いて初めて「形成外科は傷を治す科」だということが分かりました。

今回のようなケースだけではなく怪我や火傷などの治療にも形成外科は良いそうです。
なかなか治らない傷がある場合は一度形成外科に相談してみることも知っておいて下さいね。
プロフィール

妹尾 巨知

Author:妹尾 巨知
北海道日高郡新ひだか町にある靴店です。
趣味のノルディックウォーキングや靴、健康に関する事をアップしていきます!
当店は「足元から健康を考えるお店」をコンセプトに
足に良い靴を中心にその他「ノルディックウォーキング」用ポールやバッグ類も扱っています。
靴の修理やお手入れも行っています。

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スタッフ不在予定
足の相談、インソール作成のスタッフが不在の場合がございます。
ご来店前にご確認下さい。
13日(日)~16日(水)の4日間は夏季休暇を頂いています。 19日(土)・26(土)スタッフ不在です。
Photo by naonori.S
日常の中で自分の目に留まった風景を切り取った写真です。 ご覧になって下さいね。

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